薄毛が治らない

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簡単手作り育毛剤

甘夏・はっさく・ミカンなど柑橘類の皮に育毛の成分が

投稿日:8月 17, 2017 更新日:

柑橘類の皮の成分に育毛効果があった

北里研究所臨床薬理研究所副所長の小宮山寛機先生が、柑橘類の皮の成分と育毛効果についての研究を始めたのは、10年くらい前のことです。

当時、甘夏、伊予柑、はっさく、みかん、レモンなど柑橘類の皮のエキスを抽出して作った化粧水があり、これを「頭に使うと髪の毛が濃くなってきました」という報告が寄せられました。なぜ、髪の毛が濃くなるのか、柑橘類と育毛の間にはどのような関係があるのか。その研究調査を依頼されたのがきっかけです。

そこで、小宮山先生はまず、実際に育毛効果があるのかどうかを確かめるために、マウスを使って実験することにしました。

マウスの背中の毛をバリカンとカミソリで剃ってツルツルにして、ひとつのグループはなにもつけず、もうひとつのグループには6種類の柑橘類の皮のエキスを含んだ対照液を、朝と晩の1日2回、塗ってみることから始めました。

 

 

5日ぐらいすると、背中の毛が、まだらに生え始めてくるのですが、その生えた面積を測定して、日数の経過とともに面積がふえていくのを記録していったのです。すると、柑橘類の皮のエキスを含んだ対照液を塗ったマウスの毛は、なにも塗らないマウスよりも明らかに早く生え始めてくることが確認できました。

同時に、市販の薬用育毛剤2点もモデルに加えて実験をしていたのですが、これらをやや上回る結果を得ることもできたのです。

こうして、育毛効果のあることが確認できたわけです。次はどんな成分が関係しているかを調べました。そのために、柑橘類の皮に比較的多く含まれている物質をとり上げて調べてみることにしました。その成分とは 「d-リモネン」と呼ばれる精油成分です。

柑橘類の精油成分が脱毛を抑制した

実験の説明をする前に、脱毛について説明しましょう。頭の脱毛のメカニズムは現代科学でも不明な点が多いのですが、少なくとも男性型脱毛症と男性ホルモンの問に、なんらかの関係があることはわかっています。

男性ホルモンである 「テストステロン」は「5α-リグククーゼ」という酵素によって 「5α-ジヒドロテストステロン」という物質に変換されます。これが毛乳頭の受容体に結合すると、毛乳頭は毛母細胞(髪に成長する細胞)に指令を出して毛母細胞の活動を抑制し、髪の毛の成長が止まってしまうと考えられています。

つまり、5α-リグクターゼという酵素が、脱毛メカニズムのキーワードになっているのです。

→柑橘類の皮に含まれるアミノ酸が毛髪の成長を活性化する

 

 

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