薄毛が治らない

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柑橘類の皮に含まれるアミノ酸が毛髪の成長を活性化する

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柑橘類の皮に含まれる精油成分d-リモネンが効く

男性ホルモンである 「テストステロン」は「5α-リグククーゼ」という酵素によって 「5α-ジヒドロテストステロン」という物質に変換されます。これが毛乳頭の受容体に結合すると、毛乳頭は毛母細胞(髪に成長する細胞)に指令を出して毛母細胞の活動を抑制し、髪の毛の成長が止まってしまうと考えられています。

そこで、北里研究所臨床薬理研究所副所長の小宮山寛機先生は、柑橘類の皮に含まれる代表的な精油成分d-リモネンが、5α-リグクターゼにどのように影響するのか調べてみることにしました。

試験管内の実験ですが、d-リモネンの濃度を高めていくと、5α-リダクターゼ酵素の働きが落ちていくことが判明したのです。

こうして、柑橘類の皮の精油成分と脱毛の関係がわかったところで、3番目の実験です。実際に、毛根部分にどのような変化が起きているのかを調べました。

 

 

毛に直接関係する細胞は毛乳頭細胞と毛母細胞ですが、毛乳頭およびその周りの細胞を培養して調べてみたところ、甘夏、伊予柑、はっさく、みかん、レモンの皮のエキスが、毛乳頭およびその周辺に由来した、ある種の細胞を増殖させることがわかりました。

さらに、小宮山先生は、甘夏の皮の抽出エキスで分析したところ、ある種の細胞を150%も増殖させたこと、そうして、その成分はアミノ酸の一種であることがわかったのです。これは1996年の第116年会・日本薬学会で講演発表しています。

つまり、柑橘類の皮に含まれるある種のアミノ酸が、毛が成長する組織の細胞に栄養を与えて、その働きが活性するのを助けることで、育毛効果が得られているのではないかと考えられるのです。

一方で、柑橘類の精油成分は血行を促す働きも持っています。精油成分が血液の流れをよくして毛根部に栄養を与え、毛乳頭細胞を活性化していることも予想されます。柑橘類の皮の成分はこうしてさまざまな角度から、ホルモン代謝に影響を及ぼして、発毛を促しているのではないでしょうか。

→甘夏・はっさく・ミカンなど柑橘類の皮に育毛の成分が

 

 

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