乾燥したドイツの冬も肌はスベスベのモチモチ
ストレスや疲れは、肌や髪の状態に顕著に反映します。それは、多くの女性が日々実感していることだと思いますが、ドイツ在住の医師フライク幸子さんもそうでした。
そして、フライク幸子さんが肌や髪、全般的な健康維持に役立てているのが、「ニンジンジュース」です。
フライク幸子さんは、2000年にドイツに医学留学し、現在は、ドイツ南西部の個人医院で医師として働いています。ちょうどニンジンジュースを始めたころは、かなりの激務で、睡眠不足やストレスを感じていました。
そのころ、母親が大腸ガンになったのです。さらに、手術後の化学療法中に転移が見つかり、再手術となりました。この時点で、母親の5年生存率は1%でした。
その母親が探し出してきたのが、ドイツ人の医師マックス・ゲルソン氏(故人) の、いわゆる「ゲルソン療法」をもとにした、星野仁彦氏や済陽高穂氏(いずれも医師)の食餌療法だったのです。
この食餌療法の柱の一つが、ニンジンをメインにした野菜ジュースを飲むことです。母親の病を機に、この療法に関心を持ったフライク幸子さんは、自分でもニンジンジュースを試すことにしました。それが、2009年の秋のことです。
本格的なガン治療のための摂取量は、1日に2リットル以上でしたが、フライク幸子さんは1リットル程度を飲むようにしました。
さて、ニンジンジュースを飲み始めて1週間、体調がよくなったと実感しました。さらに、2カ月ほど経ったころには、髪や肌の質がぐんとよくなり、周囲の人たちからも変化を指摘されるようになりました。
ドイツの冬というのは、非常に乾燥しています。ところが、ニンジンジュースを飲み続けたところ、化粧水やクリームを使わなくても、肌がスベスベのモチモチになりました。
また、毎年冬になるとカゼをひいてはこじらせ、何カ月も引きずるのですが、その冬は一度もカゼをひかなかったのです。
さらに、半年ほどすると、花粉とハウスダストのアレルギーがとても軽くなりました。服用が不可欠だった、抗ヒスタミン剤が不要になったのです。重くてつらい生理痛も、ずいぶん楽になりました。
→その日の抜け毛がグッと減るようになった「酢ニンジンジュース」