薄毛が治らない

何をやっても薄毛が改善しないと悩んでいる人に参考になるヒントがたくさんあります。


薄毛について

医師が教えてくれる髪にまつわる疑問の答え

投稿日:1月 29, 2017 更新日:

遺伝よりも日ごろのケアが髪に影響大!

薄毛や白髪は、加齢や遺伝による自然現象のため、防ぎようがないと思われています。それは、さまざまなヘアケア商品や育毛法が、日々生まれては消え、また生まれていることからもわかるでしょう。

しかし、クリニック宇津木流院長の宇津木龍一先生は、日ごろのケアしだいで、髪の若返りは実現可能だと教えています。実際、宇津木先生自身が40代後半からシャンプーをやめるなど、ヘアケア法を変えたことで、還暦を迎えた今も、薄毛とは無縁でいるからです。

ここでは、ちまたでいわれている髪にまつわる疑問について、宇津木先生が答えてくれます。

①薄毛やハゲは遺伝する?

髪の場合は、遺伝や体質が100%出現するわけではありません。

むしろ、遺伝や体質以上に、日ごろのケアが、髪の状態を左右するように思います。例えば、シャンプーで丁寧に洗えば洗うほど、皮脂が少なくなります。不足した皮脂を補おうと皮脂腺が発達するので、皮脂の生成に養分をとられ、髪に栄養が行き届かなくなるのです。

その結果、髪は細くなり、産毛状態になってきます。さらに髪の栄養不足が進むと、髪が抜けて、新しい髪が生えなくなるのです。遺伝を気にして、頭皮を清潔にしようとするあまり、髪を洗えば洗うほど、薄毛になる可能性は高くなります。

私の祖父も父も薄毛でしたが、私は薄毛ではありません。これは、正しいヘアケアを続けているからだと思います。ですから、遺伝を理由に、髪の若返りをあきらめることはないのです。(宇津木先生)

②髪は毎日洗うほうがいい?

毎日洗う必要はありません。洗えば洗うほど皮脂量がふえ、薄毛やベタつき、においの原因になるからです。

ただ、もともと皮脂量の多い人は、毎日洗ってもかまいません。その際、シャンプーを使わず、水で軽く洗い流しましょう。

水洗髪を始めた当初、人によってはベタつきやにおいが気になると思います。水洗髪を続けていれば、徐々に皮脂の分泌がおさえられるので、それも解消されていきます。ベタつきやにおいがなくなり、皮脂量がへったと感じたら、髪を洗う間隔を少しずつ空けましょう。(宇津木先生)

 

 

頭に余計なものをつけることは勧められない

③睡眠不足は髪に悪い?

睡眠時間の長短が、髪に影響すると一概にはいえません。私の睡眠時間は平均4時間ですが、今のところ、髪に問題はありません。

一方、睡眠時間の長さやサイクルが不規則だと、それが体全体にストレスを与え、頭皮や髪、肌の状態に悪影響を及ぼします。毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きることが重要だと思います。(宇津木先生)

④スカルプケアは髪にいい?

スカルプケアとは抜け毛や薄毛を防ぐ、頭皮(スカルプ)ケアです。専用のシャンプーをしたり、整髪料や育毛剤などで頭皮をマッサージしたりするのが一般的です。

頭皮を適度にマッサージすることは、血行をよくするので、頭皮にはプラスになります。ただし、指の腹で軽くマッサージする程度にしましょう。

また、シャンプーや整髪料などを使う際、界面活性剤などの化学物質が含まれていたら、マイナスになります。皮膚から成分を吸収させる軽皮吸収型医薬品があるように、皮膚や頭皮は、さまざまな成分を体内に取り込む性質があるからです。

なめたり、口に含んだりできないものを頭皮につけるのは危険です。基本的には、頭に余計なものをつけることはお勧めしません。(宇津木先生)

タバコは髪にとって最悪

⑤ブラッシングは髪にいい?

ブラッシングに、水では落ちにくいホコリや余分な油脂をブラシの毛で絡め取ったり、髪の毛の基部にある油分を、毛の先端まで行き渡らせたりする効果があります。

ブラッシングはイノシシやブタなどの獣毛のもので髪をゆっくりとかし、頭皮はこすらないようにしましょう。水洗髪の前に、軽めのブラッシングをすることをお勧めします。(宇津木先生)

⑥タバコは髪に悪い?

髪は血中簡素濃度が低かったり、血の巡りが悪かったりすると、ダメージを受けます。タバコを吸うと、軽い一酸化炭素中毒や酸欠状態になり、酸欠によって活性酸素もふえます。このことから、タバコは、髪にとって最悪といえるでしょう。(宇津木先生)

脂質や炭水化物をとりすぎない!

⑦食べ物で薄毛は防げる?

一説には、海藻や鶏肉、卵、サーモンなどは、髪にいい食材。辛いものやお酒、油などは、髪によくない食材といわれています。

かつて、私の患者さんで、黒ゴマをよく食べるようになったら、髪の毛がふえて、黒くなったかたがいました。自分に合ったものを、ある一定量摂取し続ければ、こういった効果が現れる人もいるのでしょう。

頭皮と皮脂の関係から、脂質のとりすぎはよくないと思います。頭皮は排泄器官なので、脂質をとればとるほど、その脂を排泄しようとします。その結果、皮脂腺が活性化して、栄養が髪にいかなくなるからです。炭水化物のとりすぎも同様です。

コーヒーやお酒も、いい面と悪い面があります。コーヒーの場合、ポリフェノールの効果を考えればプラス、カフェインの効果を考えるとマイナスです。

お酒も適量なら、リラックス効果で血流がよくなりますが、飲みすぎると交感神経を促し、脳の低酸素状態を招きます。

ですから、私は、食事は過食をせず、野菜が豊富で、バランスのとれた食事をとっていればいいと思っています。(宇津木先生)

 

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