薄毛が治らない

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髪の毛について

体中に行き渡った栄養が最後には髪にも回ってくる

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わざと食べないのは人間くらい

日本人は戦後、厚生省(当時)が一時期1日80g以上の動物性タンパク質が必要であると奨励したこともあり、魚や肉の動物性タンパク質を多く摂る欧米風の食生活に変わりました。タンパク質は髪を構成するアミノ酸の素であるとはいえ、タンパク質をたくさん摂れば髪によいわけではありません。

肉や魚の摂りすぎは、内臓諸器官に脂肪をつけるほか、血管や血液の質を悪化させる要因にもなります。緑黄色野菜の不足と重なったときには、糖尿病、高血圧、痛風、心臓病などの生活習慣病にかかりやすくなり、髪にももちろんよくないのです。

 

 

歯を見てもわかるとおり、人間はもともと植物性のものを食べるのが自然な動物です。ライオンやヒョウなどの肉食動物も、仕留めた草食動物が食べて半分以上消化された植物を食べることで栄養のバランスを保っています。

鳥も昆虫や魚を丸呑みして植物を補給しているわけで、皆、自分の好きなところだけを選り好みして食べる愚は犯しません。それは生存のために必要だからで、自分の好みや味で食物を選ぶとか、過食やダイエットなど、必要以上に食べたりわざと食べなかったりするといったかたよった食生活を送っているのは、人間くらいのものでしょう。

その結果、生活習慣病を患ったり、脱毛を招いたりしているのですから、全くおかしな話です。

中国では、古来、頭髪のことを「血余(けつよ)」といいました。体中に行き渡った栄養が最後には髪にも回ってくるという考えです。さすが医食同源の国だけあって、髪の栄養の大事さに気づいていたのでしょう。

 

 

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